全て商品を完売致しました。

2022年03月27日 20:43

2022年度の営業を終了させていただきます。

ことしも全国から本当に沢山のご注文を頂きました。心より御礼申し上げます。
また来年もお客様が喜んで下さるよう頑張りたいと思います。

特にこの3年間はイカナゴが瀬戸内から居なくなるのでは?というほどの不漁が続き、毎朝毎朝、漁港や水産業者から電話がかかってくるのをドキドキしながら待っておりました。
獲れないからやめるよ!とか言われる事もあるので。

多くの研究や調査から、「栄養の無い海」が取り沙汰され、明石裏漁協さんなどは一年を通じて懸命に豊かな海を取り戻す努力をしてくれています。

イカナゴだけでは無く不漁にあえぐ海産資源は多くあります。養殖できない魚はほぼ全てが何らかの環境変化の影響を受けて昔のように獲れない、成長しない、などの問題を抱えています。

神戸では阪神大震災以後に元気の証として釘煮を炊いて皆んなにあげる!というブームが起こりました。この頃からかなりの乱獲が行われていたことは否めないと思います。

ここのところ漁期を短くし、資源保護の考え方が定着してきたお陰でほんの少しずつではありますが回復傾向になってまいりました。

本来安価で手に入る魚であったイカナゴは高級ステーキと同じような値段で取引される事もあり、とても辛く、違和感を感じることもあります。

どうかこの状況が改善していって欲しいな、と思っています。

来年も懸命に頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。

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